2017年12月16日土曜日

追想

 雨。雪ではないということはやや気温が高いのかもしれない。それでも寒い日には違いない。やっぱり年末年始の灯油のやりくりが気にかかる。雨が降っていても近所のスーパーなら徒歩で行けるので買い物に出ようかと考えて冷凍庫の在庫消化とレトルトで対応できると思い直した。

《孤空》撮影:2010/12/17

 一日一つ。何か決めて実行することがいいらしい。気がつくとそれは既に実践している。

 転職が多かったこともあり飽きっぽいという印象を持たれるのが不本意だった。挑戦してみて間違っていると気がついたから道を正そうとしているだけであっても他からはそう見えない。今でも転職の決断そのものを後悔することはない。それは自分自身のためということもあったし組織の負担になることを懸念した結果でもあった。転職を繰り返して安住の職場に辿りつける人もいるのだろうと思うが、退職したタイミングで希望通りの求人にありつける保証はないし転職が多いということで評価も下がっていることに気がついてもいた。結局、何も積み上げて来なかったような気がする。

 社会的なリズムやタイミングと合致する難しさも感じていたし積んだはずの経験を認めてもらえるとは限らないことも知った。それでもまだ漫画には挑戦していないという「奥の手」があるつもりでいた。気がつけば奥の手であるはずの腕は錆びつき、再び使えるようになるまでずいぶん長い時間を必要とした。







 これまで撮ってきた写真のうちデジタルデータを改めて地図上に配置してみる。もうずいぶん前のことなのに意外と撮影場所を覚えているのは行く場所がある程度決まっていたからだろうか。この記憶を辿る作業が意外と楽しい。記憶が呼び覚まされる感覚がいいのかもしれない。今日も目が疲れてしまうほど長時間取り組んでしまった。

 確かに飽きっぽいのかもしれない。そんな風にどこかで考えていたのかもしれない。それがいつの間にか「一日一つ」をいくつか続けられている。むしろ病的に継続しているのではないかと心配がないわけではない。一日たった一つのことを継続できるとわかると別のことをまたやってみたくなるのだ。そうして継続しているものを一つ、また一つと積み上げていく。それが何の意味を持つのかはまだわからない。ただ「継続できる」ということが小さな自信に変わるのだ。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:121回
2回目:122回

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