ともすればズルズルと蟻地獄に引き込まれるような感覚。焦燥感に駆られてもがけばもがくほど事態は悪化する。消耗しないよう、疲弊しないように体力と気力を温存する。あわよくば再び活発に行動する日のためにと出来ることは続けなくてはならない。
いつもと違う方面へ自転車を走らせることを企てて地図を眺めるといつつつも選ぶコースより遠く感じていたコースの方が距離的に近いらしい。人生においてもそういうことがあるような気がする。目的地まで最短距離を進むならただ淡々と走ることの方が早いのだろう。しかし、実際には遠回りを選択した方が良い場合があるのは、長旅の途中で飽きたり挫けたりしないようにする工夫でもある。もちろんそれで目的地にたどり着けなければ元も子もないが、より多くの充実感は得られるのではないだろうか。
《はいしょく》
出かけるため支度をしようかという所で不意に気が変わった。不調というほどではないが体調に違和感があったこともあるが、気分が乗らなかっという方が当たっているだろうか。近所を散策しながらの撮影に切り替えることにした。もう撮影する対象も限られているのではないかと思いながら歩くとススキの穂が目に入る。すでに何度か撮影しているのに公開に至らないのはイメージとのズレがあるせいだ。もっとススキらしいシーンが撮れるのではないか思ってしまう。そういう時がやってくる場合もあれば、いつまでも待っているうちに時期を逃すこともある。撮り逃さないよう一応シャッターを切ることもあるが公開に至らないことも少なくないのだ。
川では数人の少年が釣りをしていた。
街中を流れてくる川なので綺麗とは言えないかもしれない。それでも自然な川の少なくなった現代ではそう飼う環境が貴重なのかもしれない。そして受験だり進学だの就職だのと時間を奪われてしまう前の自由な時間なのだ。
川沿いを歩き、スーパーで買い物を済ませて帰宅。疲労感が大きい。やはり遠出しなくて正解だったのかもしれない。
結果、何も成果が得られなかったような気がする。疲れを解消できてないまでも溜めたりすることになっていなければ成功とすべきなのかもしれない。
近道か遠回りか…はたまた立ち止まるという選択肢もあるのだ。生きがいを見出し微力ながらまた力を発揮するためにはどうすればいいのだろう。
プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:175回
2回目:150回
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