2016年12月17日土曜日

開拓

 曇り。積雪あり。今日も冷え込んでいる。

 昨日外出して所用を済ませていたし食事は残り物があるので外出しなくて済みそうだった。平日のような用件もないので祝祭日は描き時である。
 数日前から手がけていたイラストに手を加えつつ漫画として構成できるかどうかを試みた。頭の中では割と面白いと思っていたのに実際に構成してみると無理があるような気がする。それでもデジタルなので修正を加えることでなんとかなるだろうかと考えた。

 漫画として成立させるために新しいカットを描くことにした。高校生の設定で制服のデザインに迷って調べてみる。男子高校生はの学生服はスーツと大差ないようなので表情にいくらか少年の雰囲気を残すことくらいでしか違いを出せないようだ。


 デジタル作画でも試行錯誤してきたのでクセも掴みつつある。小さな丸であるとか短い線を描こうとすると線が縮れてしまう傾向があるようなので線を描く時は出来る限り素直な線を描くことが必要だ。それは思うような線が描けないことを意味することでもある。ただ、慣れてみるとむしろ自分自身のクセが抜けて素直な絵になるようである。怪我の功名とでも言うべきだろうか。何事も難しく考えたり捻って考えたりするのが好きなせいか自由自在にコントロールできる鉛筆などはそれがクセとなって出てしまうのだろう。ペンの場合は強弱をつけられるのでむしろそのクセを強調して活かす傾向がある。

 デジタルにもクセが活かせることを求めてしまいがちなのかもしれない。クセが味にも通じると思うからだ。デジタルだからと割り切って描くことで新しい画風の開拓につながるだろうか。

 一旦構成してみて1カットを切り出して公開した。
 問題はこの後の展開なのだ。次のカットをまた描き起こしてみる。1カット目との整合性は悪くないものの既に手がけている3カット目とのギャップが大きくますます自信がなくなった。3カット目も描き直せば良いようなものだが、描き直すと面白味が失われてしまう気がする。原野の開拓や開墾でも大きな石や木の根っこが出てくるものだろう。したがって避けては通れない悩みなのだ。
 彩色に関しては背景色を考慮した。夕暮れ時のシーンという設定で夕陽が当たる面と夕空の青を反映する面をを意識することで立体感が生まれる。

 何事も自信ないままコトを進めるので悩みは尽きない。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):30回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:110回
2回目:113回

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