2016年12月7日水曜日

利器

 晴れて風もほとんどないものの気温は低い日。買い物のため外出。制作意欲は高まっているので外出する必要があることはもどかしい。運動不足に陥ると腰痛が再発する恐れもある。

 慣れた道。遠くの山はしっかりと雪を戴いている。ホームセンターやスーパーをはしごしてドラッグストアに入ると商品配置換えがしてあっていつも購入しているコーヒーが見当たらなかった。美味しいかどうかより安くてクセがないので購入していたのだ。他のメーカーに乗り換えるにはいくらか高くて独特の個性を受け入れなくてはならない。帰宅して一度ネットで探してみようと思った。

撮影:2008/12/08

 いつものように産直の店やリユースショップ、それから書店やスーパーをはしごして帰宅。寒さもあってかどっと疲れが出る感じ。食事をしてコーヒーを入れる。
 ネットでいつものコーヒーを検索してみると一見安く購入できるように見える。しかし、送料や手数料を考慮すると少し高くなる印象だ。それなら身近で違う銘柄を探した方がいいのかも知れない。

 今日もデジタル作画に取り組もうとしてもなかなか気持ちが乗らないので久しぶりにアナログでの作画に取り組むことにした。以前描いたラクガキを引っ張り出して眺めるとデッサンが狂っていることが目につく。デジタル作画を続けていたことはアナログ作画にも好影響があるようだ。
 少し描いて感覚を確認した後、ネームに移ってみた。ネームとは言ってもデジタルでコマ割りしながら台詞を配置する作業。デジタル作画していたカットで使えそうな下絵があれば仮に配置してみる。こうしてコツコツ制作していくスタイルが少しずつ定着しつつある。同時進行しているページが複数あり閃きを有効に活かしながら切り替えられるようになってきているのだ。

 デジタルだからこその制作スタイルは文明の利器にずいぶん助けられていることになる。アナログだけで制作するスタイルの何と大変なことだろう。それだけに作品に命が吹き込まれ魂が宿るのかもしれない。デジタルの手軽さや便利さに頼り切ってはいけないということにもなるだろうか。デジタルであればこそアナログで実現することが難しいことに気を配らなければ魂は宿らないだろう。

 これまでは効率や制作するための熱量を維持するために単ページで制作し公開することが多かった。複数のページを同時進行できるということはストーリーの頭から終わりまで身を通すことが可能になるということである。するとストーリーの流れにふさわしい仕掛けが可能になるはずだ。

 夜になって軽い頭痛。今日は大して描いてもいないのに眼精疲労だろうか。
 明日はもう少し時間が取れそうだ。これから数ヶ月間、雪が降って外出する時間が少なくなれば引きこもる時間も長くなる。雪国ならではの好条件だ。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):30回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:105回
2回目:113回

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