2017年3月11日土曜日

灯台

 晴れ。風は冷たい。まずは買い物のため外出。
 週末が来ると時の経過をしみじみ思う。朝、今日も一日生きられそうだということに想いを馳せてみる。そんな毎日の積み重ねだ。

 スーパーへ自転車を走らせながら錆びてきた自転車を思う。購入してからもう直ぐ7年だろうか。震災の直後、ガソリンが不足した時はとても重宝したが、社会が平静を取り戻すと行動力を世間と同じように維持することは難しい。だからといって立ち止まるより遅れながらでもペダルを踏み続ければ、信号待ちで追いつくこともあるだろう。そもそも世間のスピードに追いつくことになんの実りがあるのだろう。方向性が正しいという保証はどこにもないのに急いで何になるのだろうか。

撮影:2011/03/12

 携帯ショップに立ち寄ったら何かのキャンペーンだったのか玉こんにゃくを提供してくれた。味付けが絶妙で美味しい。地元ではお祭りでもよく見かける玉こんにゃくだが、携帯ショップで提供されるこれほど玉こんにゃくが美味しいとはちょっと驚いてしまった。
 目的の店を回ったついでにいつものようにあちこち立ち寄って帰宅。

 既に夕方近かったものの作画に取り組む。
 昨日懸案だったデジタル彩色ツールの確認から始める。何のことはない設定項目の透明度の他にブレンドという設定になっていた。つまり既に彩色されている色と混色すると考えていいだろう。結果、透明感を感じさせることになる。目的次第では有効な効果なのだが、濃度を確保したい場合は逆効果となってしまう。早速設定を通常に切り替えて書いてみるとあら不思議…いや不思議ではない。当然、上描きによる重ね塗りしたことになり下になった色を消すことができる。初期設定のまま深く考えずに使っていたために今まで気がつかなかったのだ。
 そういえば、スタイラスペンについて調べていたら紹介動画で「あ!」と驚いた。今までテキストしか扱えないと思っていた標準アプリの「メモ」に作画機能があったのだ。多くのことはできないにしてもちょっとしたラクガキには使えるような気がする。試しに描いてみると悪くない感じだった。飽くまでも「メモ」の範疇の中であるにしてもシンプルであるがゆえの利便性もあるだろう。

 広い海を航海している場合は目印にもなるのが灯台の存在だが、「灯台下暗し」という諺もあるように目指すものが足元にあるということはよくある話だ。思っていた以上に奥が深い作画アプリをもう少し掘り下げてみることとしよう。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):30回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:105回
2回目:110回

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