2017年3月3日金曜日

起床

 曇り時々雨のち晴れ。

 毎朝きちんと定刻に起きた方がいいだろうと携帯電話のアラームをセットしていたが、アラームが鳴った後で二度寝してしまい必要以上に寝てしまうことがある。その割には動けるようになる時間が一定のようなのでアラームを切って寝ることにした。
 するとどういうわけか暗いうちに目が覚めてしまった。二度寝する努力したものの結局いつもより早く起床。良かれと思ってしていることが逆効果だったりすることはあるものだ。睡眠時間は約八時間半。良好である。

撮影:2008/03/04

 日常のルーチンワークをこなして作画に取り掛かる頃にはいつも昼を過ぎて午後になっている。時間がもったいないと思いつつ現時点では仕方ないことだ。加えて思うように描けない時は作画に取り掛かるにも時間がかかる。しばらくエンジンのかかりが良くない時期が長く続いていた気がする。

 最近は焦りが和らいでいるせいか、なんでもないシーンを描いていても久しく忘れていたワクワク感が蘇る感覚がある。一々つまずいていたストーリー展開も作画より発想を優先させて構成出来そうなのだ。描きかけていたカットを描いているうちに別のコマの登場人物のセリフが見え隠れする。それがストーリー展開になるので作画を追加しつつ背景などの足りない要素を描き加えていく。ネームと構成と作画と彩色が同時進行ということになるので褒められた描き方ではないかもしれない。しかもキャラクターを描きながら前のコマに戻って修正したりしている。全体の構成がしっかりできていれば、行きつ戻りつするようなことは少なくなるのではないかと思う。しかし、その一方で描いててワクワクしないかもしれない。ストーリーを練るにしても構成を練るにしてもキャラクターを練るにしても楽しいばかりでは済まされない。目的があるならそこに辿り着くまでの道程には謎や不思議がある方が楽しいのではないだろうか。共同作業の場合は成立しないかも知れないが、今はまだ許されるのではないだろうか。

 少しずつ出来上がっていくページには表現したいことの片鱗が見え隠れしている。その片鱗を捉まえて磨き上げ、輝かせる必要がある。一連の流れの中で淀むことなく紡がれていくことが理想なのだ。

 冬眠するかのように眠っていた創作意欲もそろそろ目覚めの時が来たのではないだろうか。春の訪れを告げるかのように。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):30回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:103回
2回目:110回

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