2016年9月13日火曜日

習作

 曇り。夜のうちに雨が降った。

 天候が良くないので涼しいものの体調はイマイチ。どうにもこうにも疲れやすい。少し前に調子の良い時期があったようななかったような…。

 それでもせっかくだからまずは机に向かう。時間が無限にあるわけではない。これからのボクの人生に花がなくも種を蒔いて育てて…出来ることをしていくしかないのだ。描いては休み、また描いては休む。

 久しぶりに紅茶を入れてみた。

 ペン入れはできるだけGペンを使うようにしている。線の太さをコントロールできるのが利点なのだ。では自在にペン先をコントロール出来るかと言うとむしろ持て余しているわけで、終端で線がブレるのは力の抜き方が良くないからだろうか。本来ならマクロレンズで線を追いたいくらいだ。いや、そういう心境で描く境地にたどり着きたい。
 最近、Gペンではなくミリペンで描くことを少し試している。鉛筆に近い感覚で描けるので早いしコントロールもしやすい。イメージを再現しやすいのでGペンによる作画とミリペンによる作画を並行して取り組むのがいいかもしれない。

 同じ角度の絵を描きがちなので違った角度を描きたいと考えることが度々ある。考えてみればペン入れの線とはおびただしい数の習作の果てに辿り着く線である。それはそれまでの習作の結果であり次の絵の習作だとすれば捉え方も変わってくる。同じ角度や同じポーズも臆せず描くべきなのかもしれない。

撮影:2009/09/14

 ずっと身が入らずに困っているのが背景画だ。避けては通れないし描き始めれば没頭できることもわかっているのに入口で右往左往している。絵画であれば、人物と背景は同時進行でバランスを見ながら描いていく必要がある。漫画やイラストとて同様に違いない。今は失敗が多いのでパーツ別に制作していることが躊躇する原因になっているのかもしれない。写真を使うわけでもなくオリジナルの背景を描くためにはストーリー展開や設定が必要になる。キャラクターは角度を変えたりポーズを変えたりして作画練習することは可能でも、背景に関しては人物以上に目的意識が必要なのだろう。
 踏み込み甘さは作品の弱さにつながるだろう。ゆえにいきなり大作でなくとも密度の高い作品を描いてみたい。

 少し前ならラクガキを繰り返しているうちにストーリーが浮かんでいた。最近はそれがとんとご無沙汰でなかなかストーリーの発想に繋がらない。猛暑の夏も過ぎたようなのでそろそろ勘を取り戻したい。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):30回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:103回
2回目:120回

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