暑いよりはマシだろう。雨も降って比較的過ごしやすい日となった。
条件が良いのだからと机に向かう。
最近、作画に取り組む時間を計測して目安にしていたが、それをやめてみることにした。何かとルールを作ったりして自分に制限をかける癖がある。自分を律していると言えば聞こえはいいが、外骨格のようなものではないだろうか。やる気も持続力も形のないものだから外から支えないと霧散してしまいそうなのだ。
本来なら自由に描けばいいのだ。
撮影:2006/09/09 |
朝の時点で描こうと思ったイメージが3カットほどあった。描き始めたものの2カット描いたところで時間切れ。できるだけ手間を省いてミリペンとマーカーを使ってみた。やってみると彩色の手間が省けても紙の色が残るため仕上がりが美しくない。下絵の線を消す前にマーカーを使ってしまったため汚れになって残ってしまった。
線画だけ抽出してデジタル彩色した方が仕上がりが良い。
やっぱり現時点では鉛筆の下絵にペン入れをしてスキャニング後にデジタル処理という工程が最良ということだろう。手間を惜しめば良いものはできないということだ。
最近、ペン入れはカリカリ描くよりサラサラ描く感覚を大切にしたいと思っている。カリカリ描いてきたからこそそう思うのかもしれないし、そもそも根底ではそうありたいと思い続けてきたのかもしれない。力強く描くよりは優しく繊細な線が欲しい。それでいて存在感が求められる。その画風が熟成されてきた頃に作品のアイディアとマッチングすることが理想的だ。
鳥は自由であるために羽ばたく。時には嵐の日もあれば雪の日だってあるかもしれない。風に乗ってどこまでも遠く旅することが出来るかもしれない。
そんな日のために翼を養い鍛えるのだ。
腕立て伏せ
1回目:100回
2回目:110回
腹筋運動(Vシット):30回
背筋運動:10回
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