2016年9月24日土曜日

多芸

 晴れのち曇り。

 昨日少し無理してしまったせいか疲れも残っているようだ。それでもキノコや栗の処理をしたおかなくてはならない。

 キノコは塩水に浸けてあったので水を捨てようとすると白いキノコなのに水が赤っぽくなっている。胞子だろうか?毒が抜けたわけでもないと思うが、塩水に浸けておいた効果のようにも見える。

 栗は茹でてあったので皮剥き開始。まだ温かいうちに剥いておけば楽なのに面倒臭さが勝ってしまった。
 春の山菜を採っても秋のキノコ類を採ってもその後の手間が結構大変なので必要なものだけ採取するようにして現場で枯葉や土などのゴミを落として取ったりする。それは後工程の労力を軽減するのだ。
 以前、スローライフという言葉が流行ったことがある。田舎へのロマンや憧れを掻き立てるのにちょうど良い言葉だった。けれど、実際には手間のかかることがとても多いのだと聞いている。その手間がかかることのホンの真似事程度を面倒がっているのだから田舎暮らしには向かないのだろうか。

撮影:2011/09/25


 結局、栗の皮剥きは一時間以上かかってしまった。毎年、手を怪我するのではないかとヒヤヒヤしながら皮剥きしているので今年も無事でとりあえずは安堵する。栗を固定させる左手と皮の部分だけクルリと切り込みを入れる右手が痛くなってしまった。
 そんな中ふと思ったのは、手先や手首の使い方の訓練になるのではないかということ。
 先日、ペン入れの際に自分でも思いがけない手の使い方を垣間見た。手先や手首を柔軟にコントロールを出来るようになれば作画の際に活かせるかもしれない。そう考えると料理だけでなく掃除洗濯にだって訓練の要素はあるかもしれない。音楽やスポーツのように感覚と身体能力を研ぎ澄ます必要のあるジャンルならさらに高い能力が鍛えられるかもしれない。

 肝心な作画はというと例によって机に向かったり休んだり。作画の調子そのものは悪くない気がする。ただ、長く椅子に座っていられない。

 昨日の疲れがあるのだから今日は割り切ってオフにすれば良かったと夕方になってから思った。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):30回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:105回
2回目:110回

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