2016年7月10日日曜日

障壁

 薄曇り。外出には良い気候。ただし、大いに寝坊。昨夜なかなか寝つけなかったためだ。
 買い物に出てちょっと遠出してもいいかなと考えたが、どうにも気分が乗っていない。風が少し強かったせいだろうか。結局普段あまり入らないスーパーに入って何も買わずに店を出た。そこからUターンして近所のスーパーに立ち寄るとキャベツが安くなっていたので購入。Uターンの理由はまさかこれを予感したからではないだろう。

撮影:2014/07/11

 帰宅して漫画の制作。
 ずいぶん前にアイディアを思いついたのに保留にしていた作品を1ページにまとめてみた。当時は思うように描けなかったのだ。それはまるで大きな障壁のようになかなか超えることができなかった。久しぶりにした絵を見るといつの間にかその障壁が消え去っているような感覚に気がついた。そこで今回は大丈夫だろうと制作に取りかかってみると予想に反してヒヨコで苦戦した。たった二羽しか描かなかったが、もう一コマ追加してヒヨコをわんさか描いた方が面白く仕上がったかもしれない。
 昨日作画してあったのでスキャニングしてイラレで構成が作業の中心。スキャニングした画像は結構汚れていたりするので線画だけを抽出する。ペン入れしてあるので仕上がりがすっきりする。ちょっとシュールな感じで仕上げたいと思ったが、色数を絞ってシンプルにしようとした結果、おとなしい雰囲気になってしまっただろうか。



 成長の段階を意識して次のステージをイメージすることがある。その時「ステージ=舞台」という図式で考えていないだろうか。様々なSNSや投稿サービスが出揃い、それぞれに特色や傾向がある。故に何をどうしたいかということを基準に試して確かめてみることが大切だと考える。しかし、そうしてできたフォロワーさんやファンの方の心情はいかなるものだろう。クリエイターが様々なサービスに登録して情報発信をしていることを知れば片っ端から登録するだろうか。それほど熱心なファンがいればまた幸せなことではあるが、これはクリエイターが意識せずとも無償で各サービスの集客に貢献していることになる。一方、クリエイターがどこで発信しようともすべてのサービスをチェックすることの可能な人はどれくらいいるだろう。そう考えると様々なサービスに登録しつつもいずれ軸足を決めることが大切なのではないかとも思う。

 以前なら作品を発表する場が限られていた。かかる費用も相当なものだったから個展や自費出版には相当な勇気が必要だった。コンクールなどの賞をねらってみても結局ほんの一握りの作家にしか活動の場が与えられない。パソコンやインターネット接続費用などの経費がかかっていることは無視できないにしても今や誰でもが参加可能なところまでハードルは下がっているのではないだろうか。
 他に必要なものは何かと言えば成長のための努力だろう。そのための相当な時間も必要だ。
 そもそも次のステージとは各種の外的な舞台を意味するのではなく内的な自分の成長を意味することが大切なのだろう。


腕立て伏せ
1回目:70回
2回目:100回(ギリギリ!)
腹筋運動(Vシット):25回
背筋運動:10回


頼風庵: 舞台2016/01/14
 人生という舞台において人は常に主役である。
 よく言われることだが、ずっと意識していることは難しいし煩わしい。そればかりか自らが舞台を荒らしたり台無しにしていることがある。おそらくボク自身もそういうことをしているのだろう。徹頭徹尾演じ切るというのは容易なことではない。裏も表も...

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