2016年7月13日水曜日

知能

 朝は晴れていたはずだが、一転して雨。一時的に大降りとなった。
 昨日から古いメールデータの読み込み作業をしている。全部一気にやるには無理があるようなので分割して処理しているにもかかわらず一晩たっても終わらないばかりか丸一日かかってもまだ終わっていない。メールデータの読み込み作業にMacのメモリがほぼ占有された状態になってしまうので他のことができない。それでもやらなくてはならないことがあるので仕方なく作業してみると日本語入力プログラムが一々バグってくれるのでたった一文字を文字変換して入力するために何度もやり直すのでいつまで経っても終わらない始末。どうやら使用するソフトによっても調子が違うようだ。
 スペックが充分ではないのにOSをバージョンアップしたのがいけないとは言え、メールの読み込み程度でここまでパワーを必要とするのか理解に苦しむ。読み込まれたデータを確認してみるとメールボックスの階層がやたらに増えていた。読み込んだ後の作業がまた必要になりそうだ。


撮影:2006/07/14

 Macは出来るだけ触らないようにして朝から机に向かう。なかなか調子が乗って来ないので取り敢えず描き続ける努力をしてみたものの継続できない。また調子の波が谷間になっているのだろうか。

 米の研ぎ汁に砂糖と塩を少し加え乳酸菌発酵させることに興味を持ったのは一週間くらい前だったろうか。比較的順調なのかペットボトルが膨張しているので空気を抜いてみると良い香りがした。試しに味をみてみると爽やかな酸味。砂糖と塩がちょうど良い量だったのか米の研ぎ汁が原料とは思えない味だった。そこで小麦粉に混ぜて焼いてみることにする。強力粉を買おうと思っていたのに忘れていたので薄力粉を使う。砂糖を加えて少し練って寝かせてみたものの膨らむ様子はわからない。そこで重曹を加えて焼いてしまおうと考えた。パンのイメージがあったので丸めた状態で小さめの中華鍋で焼いてみる作戦。もともと酸味のある状態なので重曹を加えると発泡するはずだ思ったのだ。幾らか膨らんだかなと思っていたらあっさり焦げた。砂糖を入れたことも原因だと思うが、そもそも大きすぎたらしい。これ以上焼いても炭になるだけだと思い鍋から出してみると中がまだ生である。面倒くさくなったので電子レンジで加熱。出来上がったものは外はカチカチで中はゴムのような食感となっていた。甘くもなく酸っぱくもない得体の知れないものである。もったいないのでコーヒーで胃に流し込みながらピザのように生地を薄く伸ばせば良かっただろうかとも思った。

 最近、人工知能やビッグデータが話題になる。
 いずれ芸術の分野にも進出し人間を超えるのではないかという話もある。芸術は過去の作品や経験が元になっているから人工知能にも可能ではないかということだ。
 例えば、料理のようなものであれば、分け隔てなく素材や調味料を使うことで人間には思いもつかない創作料理を考案することは可能かもしれない。ただ、料理に注ぐ想いはないだろう。それすらもインプット可能になるのだろうか。
 少なくても外はカチカチ中はゴムのような食感の得体の知れないものは作らないかもしれない。

 難しいことを考えていたせいか、なんだか面白くて可笑しくてバカバカしい漫画が描いてみたい気がした。その動機となるものは人工知能にも搭載されるのだろうか。
…メールデータの移行くらいは難なくこなしい欲しい。

 雨が上がったようなので先に買い物を済ませようとするとまだ小雨がパラついていた。大降りにならないと見越して自転車を出した。



腕立て伏せ
1回目:75回
2回目:101回
腹筋運動(Vシット):25回
背筋運動:10回

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