起きるなり置き薬屋さんが来て寝ぼけながらに対応。失礼はなかっただろうか。いや、失礼でしかなかった気がする。
天候は比較的落ち着いているようなので意を決して長距離を走ることにした。向かい風がいささか辛いものの天気が良いので気持ちがいい。北寄りの風のせいか涼しくさえ感じた。
不思議なもので自転車で走っているとアイディアが浮かびやすい気がする。思いついたことを考えながら走っているとすぐにでも引き返して漫画を描きたい衝動に駆られる。その頃には既に結構走ってしまっているから引き返すのももったいない。そういう時は道路脇に自転車を止めて自宅宛にアイディアをメールする。こういう時にノートパソコンやタブレット端末なら少し長めに書くことにも便利なのかもしれない。いやむしろ自転車で走っては良き所に止まって執筆するということを繰り返した方が自宅で悶々とするより効率が良かったりするだろうか。
いや…多分そうではないのだろうと思い直す。
いつもと違ったシチュエーションだから良いのであってそれが当たり前になってしまえば元の木阿弥だろう。
それにしても一週間に一回くらいはこういう機会を持った方がいいのかもしれない。
撮影:2008/07/12 |
目的に着くと草が生い茂っていた。一ヶ月に一回くらいのペースで草刈りをすれば毎回大変なことにはならないとは思っている。6月は天候のこともあり7月に入ってもなかなか出かけられなかった。それでも6月の始め頃に一度は出かけていたような気がする。草ばかりではなく竹もかなり伸びていた。コンビニで買ったおにぎりを麦茶で胃に流し込み簡単に草刈りをする。出かけるのが遅いかったから…毎度そんな風に言い訳している気がする。
あちこちを蚊に刺されたものの思ったほどではなかった。繁茂する植物の中にはアマガエルやシュレーゲルアオガエルの姿が見えたから餌には困らないのではないかと思う。
平日なので帰ってやらなくてはならないことがあるため早々に引き上げることにした。幾らかでも手入れの跡が見られれば面目は立つのではないだろうか。旬を過ぎたフキの茎を何本か採取して手土産にした。
田舎暮らしは大変だからと都会へ出て行くのはいいけれど、それまで住んでいた先祖代々の土地を手放すこともできず維持し続けるのは容易ではないだろう。だからといって気休め程度に管理しているつもりになったところで何も解決にはならない。そんな人が結構いるという話も聞いている。解決策もないままただ時を過ごすしかないのが現実なのだ。
建設中の自動車道を眺めながら変わっていく故郷の景色に想いを馳せる。
この季節の田畑は緑の絨毯の様相を呈する。風が渡り雲の影が大地を撫でていく様子は得難い景観なのだ。変わってしまうのであれば、故郷の風景に執着した意味もまた見失ってしまうのかもしれない。むろんそれすら人生が続く間だけの幻影のようなものだろうか。
腕立て伏せ
1回目:80回
2回目:103回
腹筋運動(Vシット):25回
背筋運動:10回
自転車走行距離:約40km
自転車走行距離:約40km
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