撮影:2009/03/06 |
3Dソフトで制作していた車を工場の敷地の駐車場に配置したかった。しかし、まだ工場の外観ができていない。そこで少しでも進めるべく工場の制作を進めた。工場であれば作業現場だけでなく事務所やトイレや更衣室が最低必要だろう。給湯室も必要であろうし荷物の搬入・搬出する場所も必要になる。全部について作画しているとキリがないので必要な部分から描きたして行く手法になるだろう。
時々、やっていることが正しいのかと不安になることがある。
「なんでこんなこと始めちゃったかな。」
そもそも正しいとは何だろう?何が正しいかわからないから試行錯誤しているんだろう。
現代は極力無駄を排除することで効率を高める風潮なので今やっていることそのものが時代に逆行しているような気がしないでもない。
結果、レイアウトしてみることや車のデザインが後回しになってしまっていることは否めない。
思い立って3Dソフトで制作した車と写真を合成してみた。写真に角度を合わせるのが予想以上に難しい。それに光線の当たり方の違いもあるだろうが、呆れるほど整合性が取れない。漫画の場合は、先にキャラクターと背景の合成したイメージがあって、作画したキャラクターに3Dの背景の角度を合わせるわけだが、3Dソフトで制作したカットの消失点とと写真の消失点が一致している必要性やレンズの画角の整合性が取れている必要もあるのだろう。逆に言えば、ここに3Dソフトで制作したカットと2Dのイラストを合成する場合の限界も見えるかもしれない。
現在の制作スタイルは必要なところだけ作画しようとするから細部を先に描いてしまう。そのために効率も悪く時間もかかるのかもしれない。先にざっくりしたイメージで作画して徐々に細部を詰めていけば良いのだろうか。しかし、それにはスケール感を掴まえるのが難しくなる気がする。
要するに試行錯誤してイメージの素描を繰り返し、納得できる方法を模索するしかないのだろう。
腕立て伏せ:100回
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