しかし、始めたことを続けなければ、終わりもない。
小学生の頃、プールの自由時間は潜水しているのが好きだった。泳ぐ時は息を深く吸い込むのが普通だ。ボクが潜る時は息を吐き出していた。そしてそのままプールの底に沈む。潜る前に息を吐き出しているから長くは潜れない。でも吐き出さないと浮かんでしまう。静かな水の底。ボクのことに誰も気づかない。そこで自分が取るに足りない存在であると知る。
そんなことをしているうちに25mを潜水したまま泳げるようになった。
撮影:2006/03/05 |
心配がないわけではない。
しかし、何かに集中している時は、水の底にいるようだ。
日常の問題をあれこれ考え始めても何も解決にならないことが多い。どうしたらいいかなんてその時にならないとわからない。できることだけやったら後は時を待つしかないのだ。
深く潜って長く泳いで進度はどれくらいだろう。
潜水25mで最も苦しいのは最後の5mだった。
ふと気がつけば日はとっぷりと暮れ、一日が終わろうとしている。
腕立て伏せ:101回
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