2016年6月16日木曜日

鮮度

 曇り。湿度高め。
 体調は相変わらず芳しくない。昨日自転車で走ったせいもあるのかもしれないが、言い訳をし始めたらきりがない。ノソノソと普段のローテーションをこなしつつやろうとして出来ていなかったことに手をつける。
 現在は漫画を中心に活動しているが、ストックフォトなどにも登録していて思い立った時に写真やイラストを投稿していた。数日前に気になるリクエストを見かけたので応募しようと思っていた。昨日は外出したために出来なかったので今日はなんとかやっておこうと思いつつ気力が湧かない。
 作業内容としては写真を選んでデータがRAWデータの場合は現像、色調補正してアップロードする。
 まずは写真の選定から入る。今回は冬に関する写真ということで2006年から10年分のデータのうち、12月から2月くらいまでのデータを総チェックとなる。毎度のことながらこれがまた大変なのだ。撮影時は大丈夫のつもりだったのに拡大してみると微妙にブレていて使えないこともある。やっとの事で選定した2点の画像はRAWデータだったので現像して色調補正。いざ投稿しようとしたらどうも勝手が違う。しばらく投稿していなかったのでやり方を忘れてしまったのだろうか。手探りしつつなんとか投稿完了。
 ふと思い出して他のサイトで公開中の写真をチェックすると2点のうち1点はすでに公開していたのだった。著作権はカメラマンのもので他のサイトで公開していても構わないことになっている。だから問題ないと思いつつ、使える作品の層が薄いような気もしたりするし出来れば未公開のものを応募したいという気持ちもある。
 悩んだところで採用される可能性はかなり低いということはすでに投稿された作品を見ても一目瞭然だ。


撮影:2007/06/17

 不毛なことを繰り返しているのかもしれないと思わなくもない。
 写真に限らずイラストでも漫画でも競争していると考えてしまったらきりがない。さりとて唯一無二のオリジナリティなんてそんなに簡単なものではない。いや、オリジナリティは誰もが持っているとしてもそれを磨いて研ぎ澄ます必要があるのだ。
 公開したまま放置してしまっている写真を眺めてつまらない写真のように思えてしまった。写真を撮っているのではない。カメラに撮らされている。今のご時世カメラ任せでもシャッターさえ押せばそれなりの写真が映るのだ。そこで満足してしまうからつまらない写真になってしまうのだろう。
 何故か昔のデパートの最上階に展示されていた伝統工芸や陶器や着物の光景を思い出す。技術の粋である作品はデパートの最上階で高値をつけられていたものの来店客は限られていたのではないか。多くの人の目に触れて興味を引くことも適わずいつまでも展示されたままになるとすれば何のために技を磨いたことになるのだろう。
 そうならないためにどうすれば新鮮であり続けられるだろう。


腕立て伏せ
1回目:90回
2回目:100回(ギリギリ!)
腹筋運動(Vシット):25回
背筋運動:10回

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