夜、深夜モードと称して描いていて最近自由に描いていないような気がしてきた。
「圧倒的な画力が欲しい」
そんな意気込みとも願望ともつかぬような力みが、ペン先を不自由にしているのではないだろうか。そんなことを思ってできるだけ自由に描くよう心がけてみた。するとスルスルと鉛筆が走るような気がする。
「気取るな。」
そう心に言い聞かせる。
いつも外面ばかり良くてカッコつけたがって体裁ばかり気にしている。その結果はどうだ。ギクシャクした線で形も取れないデッサンの狂った絵になる。きっと考え方や生き方が絵に出てしまうのだ。
撮影:2011/06/29 |
今日は随想のアイディアが浮かんだのでnoteの下書きを眺めてみると似たような下書きはないようだ。過去の下書きも相当たまっているので昇華したいと思いつつ、続きを書こうとするとまたエネルギーが必要だ。できれば挿絵を入れたいなどと欲も出る。そこで新しいテキストノートを開いてみる。いつもながらシンプルでサラッとした感じがいい。ひとしきり思いつくまま書き綴ってまた下書きへ。無駄にはなっていないと思うが、表現というものは公開しなければ、社会的な実効性はないだろう。自分のバックアップのような意味合いが強い。
その後、描き進めていたカットを集めて1ページに配置してみる。アイディアを思いついた時は情感があって良作になると思っていたのに肝心の情感が抜け落ちている気がする。当初のアイディアから変更したヒネリの部分も甘い…と言うよりほとんど効いていないレベルだろうか。彩色してみるとトーンが浅くて薄っぺらい感じがする。どれもこれも生き方を表しているようで哀しささえ感じてしまう。
こういう結果を見てそのままというわけにはいかないので体裁を整えなくてはならない。結局、カッコつけて見栄えだけ取り繕うことになりかねない。それは避けたいと思い、修正やら加筆やらで自問自答を繰り返している。
これも下書きだけに止まらなければ良いのだが…。
腕立て伏せ
1回目:75回
2回目:101回
腹筋運動(Vシット):25回
背筋運動:10回
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