2016年6月23日木曜日

刻々

 雨。急に気温が下がると寒さすら感じる。
 室温を確認すると27℃。どう考えても寒いというほどの気温ではないが、30℃前後で推移していたことを考えると3℃程度は下がっていることになる。
 日中のコンディションが良くないことは既に覚悟しているものの天候やバイオリズムなどの影響も受けているのだろうか。それとも単純に昨日の疲れが残っているだけなのだろうか。帰宅して水風呂で汗を流した後、改めて入浴しなかったので疲れがちゃんと取れていないのかもしれない。要するに芳しくない。芳しくないなりにもがくのもいつものスタイルだ。

撮影:2012/06/24

 紙を厚手のものにしてからしばらく経った。鉛筆の方は慣れてきた気がする。鉛筆が走ると紙面にクロッキー的なイメージを落とすことができるようになる。ペン入れの方はまだこれからといった印象。インクがまだ新しい状態なので粘度が低くちょっと力を入れすぎると紙に浸透し過ぎてにじんでしまう。力加減が繊細なのと描くというより滑らせるような感覚が適当なのかもしれない。1枚4円相当の紙なのでとりあえず100枚買って様子を見ていた。一包500枚だということなので、そろそろまとめ買いしておこうかとも考えている。
 気がつけば、また下絵の山を作り始めていた。これではいかんとベン入れを始めれば、今度は失敗の山を築くことになるだろう。理想を実現するための現実だから如何ともし難い。

 前回の漫画の作品をアップしたのは4月末になるだろうか。もうすぐ2ヶ月が経とうとしている。毎日1ページとかせめて数日に1ページアップできれば良いのだろうと思う。それができないのは作画のクオリティとアイディアやストーリーのバランスが取れていないことが要因だと考えている。少なくても下絵で躓くことは少なくなってきたのでこの調子でペン入れや背景などの作画の作業をスムーズに進めることができるようになる必要があるだろう。

 例えば、毎日1作ずつ作品をアップすることができるとすれば1年で365作である。作家の負担が相当なものとなる一方で読者にとってどんな意味を持つだろう。新聞の漫画コーナーのように4コマ漫画を毎日連載することも容易ではないだろう。確かに読者にとって毎日の楽しみになるかもしれない。ただ、その場合は原稿料によって作家の生活が維持されていなければならない。それがないまま毎日描き続けることは難しいのではないだろうか。
 では一週間に一回ならどうだろうと考えた。まずはベージ数を限定せず、一つの作品をアップする。不可能なリズムではないと思える。一ヶ月に一回なら時間的な間隔としては充分ではないだろうか。では一年で一作なら?それでも感動作なら良いかもしれないと思う。漫画が好きで伝えたいことがあって納得のいく出来になるならそれでもいいのかもしれない。

 この2年で一体何本の作品が描けただろうと考えるとゾッとする。納得の行く出来だったろうか。作品のクオリティの他に体調や精神状態、気候や気象の影響、そして毎日の雑用…理由は様々あるかもしれないが、確実に2年という時間が矢のように過ぎ去ったのだ。これから先のことを考える時、これまでのことを踏まえる必要があるだろう。

 少しずつではあっても時は過ぎ、時々刻々と状況は変化している。
 新しい人生のスタートラインはきっとすぐそこなのだ。


腕立て伏せ
1回目:86回
2回目:103回
腹筋運動(Vシット):25回
背筋運動:10回

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