思うところあって以前仕事としてデザインしたデータを探してみた。ポスターとかパンフレットとか苦労して作ったので思い入れもある。その思い入れが強すぎてしばらく見たくないと思っていた。気がつけば歳月は瞬く間に過ぎ去った。時は残酷でいながら優しい。作品を実績としてポートフォリオに加えておこうかという気分になったのだ。
ところが、お目当のデータが見当たらない。捨てるはずはないのだからどこかにあるはずと思って探してもやはり見つからない。その代わりに他のデータは見つかった。
撮影:2008/05/04 |
思い入れの強さに比例して過去のデータは記憶の中で美化されていた。改めて見てみるとその稚拙さばかりが目につく。それだけ目が肥えたというべきだろうか。実力も向上していれば言うことはないのだが、実際のところ怪しいものだ。クラウドソーシングでデザインを手がけても全く手応えがなかったのも無理はなかったのだ。もうポートフォリオに追加しようなどという考えは一瞬にして消し飛んだ。
見当たらないデータは募集の広告だったのだが、反応が良くなかったために募集そのものが立ち消えになった。その原因がデザインにあったのではないかと責任すら感じてしまう。しばらく探したが見当たらないので使わずに押入れの肥やしになっているMacの中だろうか。すでにポートフォリオ構想は崩壊しているし再利用する可能性もないので忘れた方がいいのかも知れない。
午後になってちょっと外出しようとしたらいつも使っているサングラスに違和感を感じた。確認するとツルの部分が折れていた。樹脂製だしかなり長い間使っているので無理はないのかも知れない。
外は暖かく過ごしやすい気候だった。スーパーやホームセンターをハシゴして必要なものを調達。
年を重ねると無意識に過去の栄光にすがってしまうことがある。それはもしかしたら若さ故の輝きだったのかも知れないとしても若さのおかげだと認めたくはないものだろう。力は備わっていると自分自身に言い聞かせなくては荒涼とした人生観の中を生きていくことは難しいのだ。
過去の作品に囚われることなくより良い作品を生み出すことを心がけたいものだ。
プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):50回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:105回
2回目:110回
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