昨年のブログは何を書いていただろうと振り返ってみたらやっばり頭の使い方の工夫について書いていた。同じ頭の使い方でも昨年は作画の際の意識配分について知恵を絞っていたようだ。今年は切り替えについて考えている。プールの冷たい水の中に入る時の覚悟のような切り替えが必要な気がしているのだ。
撮影:2013/05/12 |
描きたい気持ちを少し高めてから描くために日常の雑事をこなす。そのうちに頭の中は描くことを考え始めていることに気がつく。
まずは描きかけていたカットに鉛筆で手を入れてみる。数年前に投げ出していたカットだ。全体的に形を掴まえるように心がけつつ徐々に集中力を高める。デジタルばかり描いていて鉛筆に持ち替えると途端に腕が落ちたような感覚になる。デジタルだと線に補正がかかることとか紙面のような抵抗が少ないことも関係あるだろう。それでも描いている実感はアナログの方が強い。
その後、デジタルにスイッチして新たなカットを描き起こす。描きたい気持ちを高めている間に脳内にイメージが形成されていくようだ。描きたいという気持ちが先行してイメージが出来ていないうちに取り掛かると目的を持たないまま描き始めることになる。それは完成しない絵を描くことになるのではないだろうか。
たとえば目的を持たないドライブのようなものだ。目的地のないまま車を走らせることは思いがけない出会いに通じていることもある。しかし、目的がないのだから任務の完遂もない。
目的のないドライブもたまにはいいだろう。けれど、目的を持って取り組むことは作画に取り掛かる時の迷いが少ない。
スイッチの切り替えには休んでエネルギーを溜めることも大切のようだ。
プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):50回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:105回
2回目:116回
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