撮影:2011/05/18 |
遠出するつもりはなかったが、山の中腹に何かあることに気がついた。建物なのか木の伐採の後なのか、あるいは土砂崩れや工事だろうか。遠くて判別できないのに妥当な答えが思いつかない。それでふらふらと自転車を走らせながら少しずつ近づいてみた。厄介なことに遠景というのは前景との対比で近く感じたり遠く感じたりする。近づいているのに遠ざかっているような錯覚に陥るのだ。道を選ばずに走り続けたのに見覚えのある風景。擁壁一面に新緑のツタが目に入った。これは写真素材としてありがちである。今回はもう一歩踏み込んだ作品が狙いだ。もちろんシャッターを切らないことには始まらないので収穫を確保するために何枚か撮影した。通りかかった池では何匹かのアマガエルを見かけた。今までなんども撮影した被写体だから新たな視点で撮影したい。しばらく取り組んでみたもののアマガエルと息が合わないので今回は諦めることにした。
気になっていた場所を見上げてもまだよくわからないので手持ちのコンデジの最大ズームで拡大して撮影してみた。野外だと明るすぎて画面が確認できないので帰宅してから確認することにした。
そんなことをしているうちに田んぼの中を抜けて急な坂道に差し掛かる。少し標高が高くなりつつある。辺りの民家では様々な花が咲いていた。観音堂や寺社仏閣いつもなら敬遠してしまう場所に真っ直ぐ向かってしまっていた。
一応の目的地にたどり着いたので帰宅しようかとも思ったが、そのまま道を下るのも芸がないと思い帰宅するのとは反対方向に向かうことにした。少し走ると快晴の空の下、遠く残雪輝く山が見える。そばの山には藤の花が満開になっていた。まるで淡い藤色の滝のようだ。しばらく行くと眺めの良い丘陵地に差し掛かったので自転車を止めてパノラマ写真の撮影。作業されている農家の方がいたので話を伺うと桃の花の時期は最高だという。夜景も綺麗だということなので材料置き場にしている一番眺めの良い場所を展望スペースにすれば良いのにと思ったが、観光目的はないとすれば余計なお世話である。
予想していたより随分遠回りしてしまったので帰宅することにした。行く時は上り坂が多かった分、帰りはずっと下り坂だ。快適に下ろうとしたら向かい風だったので思ったほど速度が出なかった。おかげで安全に走れたのかもしれない。
帰宅して気になっていた山の中腹を確認してみた。どうやら行ったことのある展望台のようだ。謎は解けたが、そんなに遠くから見える場所だったろうか。標高が高いので春になったばかりで周囲の草木がまだ芽吹いていないのだろうか。
収穫した写真のうち1点を補正してストックフォトに申請した。1日1点ずつでも年間なら相当数になるだろう。実は帰宅中の下り坂でちょっと面白いことを思いついた。すでに誰かやっているかも知れないので確認が必要かも知れないものの楽しみができた。今日の探索は成功だったと言えるかも知れない。
プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):50回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:105回
2回目:116回
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