2017年1月21日土曜日

雄弁

 曇り。制作優先。
 最近、朝の食欲がない傾向なので紅茶とクッキーを胃に流し込んだだけで済ませてしまうせいか腕立て伏せもなかなか復調しないようだ。大して時間がかかるわけでもないのに簡単な体操と腕立て伏せが一日のオープニングイベントになっている。

 昨日の抜刀の精神をイメージしながら肩の力を抜いて作画に取り掛かる。

 ここしばらく苦戦している「歩く」ポーズのカット。
 描きかけた下絵を調整しながら描き進めてみる。悪戦苦闘の原因になっているのは首と肩の骨格及び筋肉の構成だ。手足の動きや身体のラインなどは着衣のシワによって表現される。的確にシワを描かないと不自然なポーズになってしまう。もちろんシワを描くことは凸凹を描くことだから明暗ま表現が大切である…と理屈はいくらでも言えるわけだ。どれだけ雄弁に語っても描くことで表現できていなければ無意味に等しいだろう。そういう意味でも描くことは厳しいことなのだ。


 3Dソフトでの背景も検討しているが、今回はフリーハンドで描いてみた。線は鉛筆タッチで彩色は水彩タッチを使用する。3Dで制作している公園のイメージがある程度頭にあるため迷いは少ない。ただ、データと矛盾がないかという心配はつきまとう。
 調整して公開することにした。作品中で使用することを目的にして描いてあった作品も一緒に公開。前に描いてあったカットは調子が良い時だった。現在の状態ではまだコンディションの調整が足りない。

 集中できている時は時間の経過がわからなくなることは喜ぶべきかもしれない。ただ、あっという間に一日が終わる。作品として何か残っている場合はまだ納得がいくとはいえ、不調で結果が残せなかった場合は無駄に生きてしまった気分になる。

 公開後、本来の目的のカットに取り掛かってみる。正面の半身だ。そもそも正面という設定に問題があるのではないかと思い始めていたりする。正面はこれまでにも描いてきているはずだからやっぱり調子の問題だろうか。
 背景も決定しなくてはならないので何とか描き上げなくてはならない。
 過去の作品も納得行くまで描いてきたつもりでも時間が経って見てみるとやはり未熟さに落胆する。それだけ成長したということかもしれないが、読んでいただく方に申し訳なくなる。少しでも良いものを描いて公開できるようにしたいのだ。

プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):30回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:105回
2回目:101回

0 件のコメント:

コメントを投稿

漂泊

 2021年は変化が大きく波に揉まれるような日々だった。2020年が予想外の幸運に恵まれていたのかもしれない。その波に乗れないまま呑まれてしまったようだ。良いこととそうでないことが同時進行し、気持ちの切り替えに苦慮した。元々器用な方ではないからこう言う時には複数の人格の必要性を感...