2017年1月26日木曜日

手順

 晴れ。久しぶりに一日中晴れていたので雪融けも進んだ…とはいえ、まだ一月なので油断は禁物。これからまた雪が降り積もることを覚悟しておく必要がある。
 正月が明けてから寒い時期になると一年のスタートダッシュでつまずく感じがしなくもない。せっかく一年の計を立て気合いを入れたはずなのにいきなり寒さにつまずいてしまう。そう考えると日本人はやっぱり太陰暦の方が風土に合っているのではないかと思える。もっとも冬至が12月なので年が明ける頃には徐々に日が長くなっているから太陽歴であっても気持ちが少しずつ明るくなる感じはあるかもしれない。
 今日は陽射しに力強さを感じられる日だった。

撮影:2007/01/27


 昨日、手書きのカットをデジタル化して手直しする方法を取ってみた所、悪くない感じだったので今日も同様の手順を踏んでみた。破棄せずに取ってあった手描きのカットをデジタル化してみる。カットによってはデジタルでの手直しが必要ないくらいだったりするが、破棄せずに取ってあったカットというのは何かしら納得のいかない点があるのだ。そこで手描きのカットを下絵にしてデジタルで新たに描き直す。すると思った以上に良い感じになった。おそらくこれまでの寄り道や遠回りの過程で気づかないうちに技術や手法を身につけて来たのかもしれない。そのことを認めることで迷うことへの苛立ちや恐怖を緩和できるかもしれない。

 昨夜、背景について少し考え事をしていた。現在は3Dソフトで制作してロケーションを確認したり背景に使用することを考えている。当然ながら作画感の表現はできない。
 それでいいのだろうか。背景も物語を演出する大切な要素であるはずだ。
 背景はデジタルで作画すると線のコントロールがとても難しい。アナログで手描きする場合はデジタルデータへ変換する際のディテールの扱いが難しい。しかもやり直しができないのでリスクが高い。では、3Dデータを2Dデータの下絵にしてデジタルのフリーハンドで描き直したらどうだろう。
  物は試しと思いこれまでのデータを使って試し描きしてみた。すると意図に反して面白くない絵になってしまった。ただ、試しの時点で見切りをつけるのが早すぎるらしいということに最近気づいた。寄り道や遠回りが多いのは見切りをつけるのが早すぎるためではないだろうか。試行錯誤した挙句に元の方法に戻っていたりするのだ。

 天候が良いので少し身体を動かしておくことにした。雪が降っても雪かきで身体を動かすわけだから結局気分転換の言い訳に過ぎない。例によってショッピングモールを歩いて思考を巡らせ買い物をして帰宅した。夕暮れ時の陽射しは夕陽というほど赤くはなかったが、久しぶりに見る気がした。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):30回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:105回
2回目:114回

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