2018年3月27日火曜日

格差

晴れ。起床時の室温が上がってきたので楽だ。以前の写真を見るにつけ、そろそろフキノトウシーズンに入っているはず。実際、先日走った道端にはすでに満開のフキノトウが咲いていた。頃合いも悪くないはず…いや、むしろ遅いかもしれないと考えるので気になって仕方がない。毎年、定点観測のようにチェックしている場所を見に行くことにした。


《歓喜》撮影:2010/03/28
春の陽気を呼び込むような明るい色

 自転車ならそれほど遠いわけでもなくても冬眠で鈍った身体にはやや億劫な距離だ。おまけにカメラを担いで自転車の走行ルートを記録しながらなので物見遊山という感覚とは少し違う。
 ふと通りかかった畑の一角にたくさんのフキノトウが満開になっていた。やっぱりもうそういう時期なのだ。さすがに畑の一角のフキノトウを黙って摘むことはできない。
 目的地の近くにコンビニがないので昼食用のおにぎりと水分補給の飲み物を通りがかりのコンビニで購入。自転車を走らせるとしばらくして目的地に到着。堤防の細い道をゆっくり走りながらフキノトウが頭を出していないか目を凝らす。
…おかしい。見当たらない。
 先客がいたなら採った跡くらいあるはずなのに気配がない。
 目印らしいものがないので一旦通り過ぎてから戻りながらもう一度見る…あった!一つだけ申し訳なさそうにフキノトウが出ていた。しかし、それ以上は見つけられない。今季は雪が多かったから日照格差が生じているのかもしれない。そういえば、昨年確認していた通りがかりのフキノトウを確認するのを忘れていた。民家の裏手だから摘むことは出来ないにしても時期を推し量る指標にはなったかも知れない。
 一つだけ摘んでもどうかと思ったのでそっとしておくことにした。またタイミングよく行くことが出来たら幾つか摘めるかも知れない。それを楽しみにしよう。

 せっかくだから昼食にしようと思い河川敷へ降りた。一応ゲートボール場が整備されているものの周辺は最低限の整地をしてある程度。雪融け水でエメラルドグリーンのように見える川岸でつぶれた生っぽいおにぎりにパクついた。周囲の草木はまだ冬枯れの様相。やっぱり時期が早いのかも知れない。

 ついでに少し足を延ばすことにして自転車を走らせる。大きな川の堤防の道沿いにはたくさんの土筆が頭を出していた。道幅が狭いこともあるし割と交通量も多いので採取はせずに通過。温泉の前まで行ってUターンすることにした。帰りは別の道を通ったら交通量が多く大型車もスピードを出しているのでのんびり気分で走れない。身を縮ませながら書店に立ち寄って少し休憩。さらにスーパーで買い物して帰宅した。冬の間に色白になっていた顔が火照っているようなので早くも少し日焼けしたのだろうか。自転車で走ると汗ばむほどの日和だった。



 一日1ショットは巻貝。ここの所、ホワイトバランスに迷いが生じていたのでトーンカーブで新しい試み。こういうことは経験を積むしかないのかもしれない。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:145回
2回目:146回

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