2016年10月2日日曜日

遭遇

 晴れ。昨夜風邪薬を飲んだせいか珍しく早くが覚めた。普段より2時間以上早い。
 ファンヒーターが必要かと思うほど冷んやりしていて毎朝恒例のくしゃみを二つ三つ。何となくラジオのスイッチを入れてみたらちゃんと音が出た。しばらく使っていなくて埃をかぶっていたが作業用BGMとしてまた活用してみようかと思う。

 それにしても風邪薬のせいですっきり目が覚めたとすると普段の食生活に足りない栄養素があるということではないだろうか。逆に言えば、その栄養素を補完することで気持ちの良い朝がスタートできるかもしれない。朝が弱いのは子供の頃からなので普段あまり食べないものの中にヒントがあるのだろうか。
 やっぱり朝は早いから朝なんだなぁと思う。


撮影:2009/10/03


 風邪薬が功を奏したと思い朝食後にも風邪薬を服用した。
 一体、風邪薬の成分の何がすっきりした目覚めにつながったのだろうと思い、調べてみるとビタミンCが不足すると起きるのが辛くなるらしい。それは副腎の機能に影響するとかいう記述を見かけて思い当たる節があった。日頃からビタミンCを摂る食生活になっていないし何よりアトピー性皮膚炎の薬にも配合されている副腎皮質ホルモンは本来体内で自己生成できるはずのもの。副腎皮質の機能が低下しているとすれば説明がつくような気がした。
 では、ビタミンCを積極的に取り入れることが大切なのだろうか…と思ってさらに調べると副腎疲労の人が大量にビタミンCを摂取することは好ましくないという。
 副腎疲労ならビタミンCの他にもビタミンBが大切だということのようだった。要するに偏りがないように食べることが一番いいのだろう。一人暮らしは食べるものが偏りがちだ。副腎の機能回復で朝の目覚めが楽になりアトピーにも良いならなんとかしたいものだと思う。
 そういえば、先日紅茶を飲んだ翌日の目覚めが良かったような気がする。紅茶はビタミンBが含まれているらしい。レモンなどでビタミンCを補えば理想的だろうか。ビタミンCを大量摂取するではなく効率よく摂取することを考える必要がありそうだ…そんな調べ物をしていたのに、せっかく効き目を感じていた風邪薬の副作用なのか日中だるくて仕方なかった。眠いような気がするので少し寝ようとしても頭の芯が起きている感じで眠れない。天候が良いのに作画に時間を使おうと引きこもりを決め込んだ甲斐がない。

 いつものように描いては休み、休んでは描くを繰り返しているうちに夕方になってしまった。なんとも手応えがない。これなら自転車を出せばよかったのだ。動いていれば眠気も少しは誤魔化せたかもしれない。

 結局、どうにもじっとしていられなくなって買い物に出た。既に山の向こうへ陽が沈んでいる。近場のスーパー二軒をはしごするくらいが一日の自転車移動の最低距離と考えている。

 自転車を走らせながら最近猫に触れていないとふと考えた。さりとて自分で飼わなければ気ままに遊んでもらえるわけでもない。そんなことを思いつつ通りかかった側の空き地に見るとまるで待っていたかのように三毛猫が鎮座していた。その場所では以前も一度猫に出会ったことがあるが、同じ猫だろうか。赤い首輪をしている。空き地に繁茂する膝丈ほどの草の中で辺りを見回している様子。監視員のようだ。空き地に足を踏み入れるのもためらわれたので遠目から写真を撮ろうとしたら暗すぎてダメだった。
 あの三毛猫はこちらの想いを察したわけではないだろう。では、会うような予感をしたのだろうか。ただの偶然と言って片付けるのは簡単かもしれない。ただ、そのことによって何か大切なことを見逃すような気がするのだ。

 スーパーは時間帯的にも混み合っていたようだ。一軒目で調味料を調達して二軒目へ行くと鶏肉が安くなっていた。明日はまたカレー作りができそうだ。

プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):30回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:105回
2回目:107回

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