片付いた部屋が嫌いなわけではない。それ以上に整理整頓が苦手だ。そのことについては神経症ではないかと自分で疑っている部分がある。とにかく片付けようとすると全身が拒否して電源が切れる感じなのだ。
一歩外に出ると公共のスペースが散らかっていたりリサイクルの分別が間違っていたりするとひどく苦になる。この苛立ちはなんだろう。
《けなげ》
体調は思わしくないものの撮影と買い物のため自転車を出した。外は霧雨のような細かい雨が降っていた。近所で野草の花を撮影し、ついでに靴を見たくて靴屋に向かう。珍しく2000円未満の靴があったので少し安堵した。すぐに買う必要はないにせよ去年買った靴はすでに壊れ始めている。安くて丈夫な靴をと思いネットで手に入れたのに思ったほどの強度がなかったようだ。もっとも2000円未満の靴の強度はどれほどのものか疑問は残る。
目的の買い物をしつつスーパーをはしご…最後に立ち寄ったスーパーに入ると前の客が買い物かごを手に取るところだった。するとカゴの中に不要なレシートが入っていたようだ。するとそのレシートを拾い上げて次のカゴに放り込んだ。こういうことをコトも無げにする人がいる。自分が良ければ次の人のことは関係ないし自分には責任がない。そもそも最初の人がレシートを残して置くのが悪いと言わんばかり。しかし次の人にも責任はないはずだ。負の連鎖を止められる立場にあっても止めようとしない。そんな些細なことが社会全体を構成している。
敢えて前の人のレシート入りの買い物かごを手に取って一通り商品を入れ、そのままレジに並ぶとレジの担当者が黙ってレシートを取り除いてくれた。それでも残っているようなら「忘れ物」として店員に渡せば済むことだ。それで不快感の連鎖は解消されるというのになぜ?と思う。
こうして散らかり放題の部屋に戻る。片付け上手の人から見ればそれこそ不快だろう。けれど、ここは公共のスペースではない。不快感は自分一人の問題なのだ。ネックになっているのは分別の面倒くささとゴミ出しの時間が朝早いことだ。
ヒステリーを起こしても仕方ないので普段は気持ちを抑制している。面白くないこと不安なこと絶望感…それらを直視したら平常心を維持することは難しいだろう。だから敢えてポーカーフェイスで冷静を装っているにすぎない。つまりは偽善者なのかも知れない。
プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:160回
2回目:175回
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